過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2014/06/20(金) 03:35:16.08 ID:1VP1D/ZP0
蘭子「……私も、凛ちゃんみたいになれるかな」
見ると、今度は真剣な表情で、俯きがちに言う蘭子。
だから、俺はまたこう言ってやる。
八幡「なれるかよ。どう足掻いたって、お前は凛にはなれない」
誰かの背中を見たって、誰かの後を追いかけたって。
その人には、絶対なれない。だからーー
八幡「だから……お前はお前になれ。蘭子」
蘭子「っ!」
凛でも、十時でも、ましてや“普通の”アイドルでもない。
八幡「全身全霊全力で、自分になれ。それが例え、中二病でもな」
中二病で、ちょっと痛くて、ちょっと頭の悪い、可愛らしい女の子。
それが、他の誰でもない、神崎蘭子だ。
蘭子「……それでもし、受け入れられなかったら? 後ろ指をさされたら?」
八幡「そうならない為の今日の作戦だろうが。それに、別に後ろ指指されたっていいだろ。そいつより前に進んでんだからよ」
蘭子「……なんか、どこかで聞いた事あるような台詞」
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