過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2014/08/09(土) 02:06:37.18 ID:9UPUoVTN0
こんな事、気をつければいくらでも予想できた事だ。
さっきも言ったように、凛は既に名の売れたアイドル。
なら、自宅に招くなんて自殺行為だ。そんなの、少し考えれば分かる事だろ?
なんでそんな、バカな真似をした。
例え結果論だったとしても、そう思わずにはいられない。
何度も何度も……
後悔して、仕方が無かった。
行きたいと言った凛も、それに乗じたアイドルたちも、許可した小町も、俺には責められない。
俺が、責められるわけがない。
俺はプロデューサーなんだ。俺がプロデューサーとして、断るべきだったんだ。
本当に、
何をやってんだ、俺は。
八幡「…………」
ソファーへと寝転び、ただ呆然と天井を見上げる。
薄暗いリビングの中、聞こえるのは時計の秒針の音のみ。
ただ何の気無しに、手元にあるケータイを見る。
画面には、何件もメールや着信の知らせが表示されていた。
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