過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2014/08/09(土) 02:08:50.18 ID:9UPUoVTN0
……由比ヶ浜の奴、連絡よこし過ぎだろ。迷惑メールに登録したくなるレベル。
一個だけ知らない番号から着信があるが、まぁ、どうせ間違い電話だろう。
他にはアイドルたちや戸塚、材木座からも来ている。どんだけ心配してくれてんだよ。泣くぞ。嬉しくて。
だが俺はそのどれ一つにも連絡を返す事なく、ケータイをテーブルの上に放る。
リビングに、カツンという小さな音が響いた。
最近の俺は、ずっとこんな感じであった。
会社は勿論、学校にも行かず、家からは一歩も出ない。
自宅謹慎なのだから当然とも言えるが、俺のそれは違う。
何に対しても気力が湧かず、ただ怠惰に時間を浪費する。
食うか寝るか、本を読む事もテレビを見る事もせず、ただただ呆然と過ごしているだけ。
心配してくれている奴らにも、何も返せずにいた。
それでも、伝えなきゃならない事はと思い、謹慎を言い渡された日にそれぞれメールを送っておいた。
今回の件は俺が招いた事だから、お前らが責任を感じる必要は無いと。
俺のせいで、お前らの顔に泥を塗ってしまってすまないと。
そう伝えておいた。
……まぁ、その後の反感のメールが凄かったんだけどな。
結局それらにも、返事は返していない。
そんな生活も、一週間近くたとうとしていた。
最初家に帰った時は、えらく両親に心配されたものだ。
気に病む必要は無いと、世間など関係無いと。
俺が無気力な生活を送っていても、何も言ってこない。
ホント、迷惑をかけてばっかりだな俺は。
謝るべきは、俺なのに。
そして小町は…………泣いていた。
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