過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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894: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/08/09(土) 02:48:23.18 ID:9UPUoVTN0


折角の申し出を、即答で拒否する。
それを聞いたちひろさんは大袈裟過ぎる程にショックを受け、項垂れる。



ちひろ「そ、そうですか。残念でs…」

八幡「ちひろさん」



俺は、不意に声をかける。
いや、気付いたら呼びかけていたと言った方が正しい。

そんなつもりは無かったのに、言葉を口をついて出ていた。



八幡「コーヒー、淹れてもらえますか?」

ちひろ「……ッ…………はいっ」



ちひろさんは、すぐに用意してくれた。

持ち帰る予定だったマグカップに、コーヒーが注がれる。



八幡「ありがとうございます」

ちひろ「いえいえ」



ちひろさんも自分のマグカップに注ぎ、お互い、向かい合うように席へと座る。
この位置で、ずっと一年近くもやってきた。


カップに口を付け、一口飲む。

その暖かさが、何故だか懐かしく感じた。




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