過去ログ - チノ「覚えていますよ…」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/10(木) 06:05:42.73 ID:I+Ld9DSS0
「あっ」

投げたビーズは夜空の中でキラキラと輝いていました。

「綺麗…」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/10(木) 06:07:25.64 ID:I+Ld9DSS0
「もしかして、これを見せるために私を呼び出したの?」

お姫様うさぎが質問すると、

「そうだよ。ビーズが綺麗だったから、夜空にプレゼントしたらさらに綺麗になるかなと思って君を呼び出したんだ」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/10(木) 06:09:23.44 ID:I+Ld9DSS0
王子様うさぎが言うと、お姫様うさぎは泣きながら言いました。

「ありがとう… ありがとう…」

王子様うさぎはお姫様うさぎを抱きながら言いました。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/10(木) 06:11:20.22 ID:I+Ld9DSS0
ふたりがいたのはオーロラに触れる丘の上でした。

だけど、まだオーロラは出ていません。

「ふたり揃って二本足で立ったらオーロラが出るかな?」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/10(木) 06:12:38.98 ID:I+Ld9DSS0
すると、夜空からオーロラが現れ、ふたりの上で輝き始めました。

そしてそのオーロラの中でさっき投げたビーズがまた輝き始めました。



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/10(木) 06:15:52.65 ID:I+Ld9DSS0
「凄い…」

この世の風景とは思えない綺麗な景色にお姫様うさぎは感動していました。

「さすがにオーロラには触れられないよね」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/10(木) 06:19:22.46 ID:I+Ld9DSS0
「見える?」

王子様うさぎがお姫様うさぎに呼びかけると、お姫様うさぎは

「見えるよ」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/10(木) 06:21:01.43 ID:I+Ld9DSS0
「そろそろ帰らないと王様にバレちゃうよね」

「そうだな。そろそろ帰らないとな」


以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/10(木) 06:24:36.72 ID:I+Ld9DSS0
別れる前、王子様うさぎはこう言いました。


「姫の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないんだよ」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/10(木) 06:26:09.07 ID:I+Ld9DSS0
お姫様うさぎも言いました


「わたしも王子様が叶えたい夢があったらわたしも協力するわ」

以下略



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