過去ログ - 阿良々木暦「あずさジェリー」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 18:51:40.54 ID:pG5fqgIz0


×××


「はい……はい、すいません。お願いしますね?」

携帯電話の通話を切り、鞄に仕舞い誰にともなく独りごちました。

「いい天気ねぇ」

海猫が鳴いています。
海猫ってはじめて見るけれど、本当にネコみたいに鳴くんだなあ。
帰ったら響ちゃんに自慢しよう。

今日はいいことがあります。
今からプロデューサーさんが迎えに来てくれるのです。

「うふふ……あら?」

「こんにちは、美人なお姉さん」

「あらあら、お姉さんに何か用?」

防波堤に座っていると、可愛い女の子に声を掛けられました。
登山用と見紛うほど大きなリュックサックを背負った、小学生くらいの女の子。

あれ?
私、この子にどこかで会ったことありませんでしたっけ?

「いえ、ちょっとお姉さんが気になりまして……私の名前は八九寺真宵と申します」

「礼儀正しいいい子ね?、真宵ちゃん。私は三浦あずさって言うの」

「三浦、あずささん」

ふむ、と可愛く首を傾げる真宵ちゃん。

「失礼ですが、以前会ったことありましたか?」

「ない……と思うけど……」



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