過去ログ - 阿良々木暦「あずさジェリー」
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 19:34:30.32 ID:pG5fqgIz0

「すみません、三浦さん」

彼は律儀にも深々と九十度、頭を垂れて――。

「僕には大切な人がいます。
三浦さんにそんなことを言ってもらえたのは身に余る光栄ですが――応えることは、出来ません」

私は目を閉じ、深呼吸するよう息を吸い込みます。

「そうですか――あーあ、フラれちゃった」

前回のプロデューサーさんの話には間違っている箇所がありました。

そんな、何度も同じ時を繰り返す怪異がいたのなら、『どうして私は前回のことを知っていた』のでしょうか?
前回までの記憶を残すことは、異変に気付く可能性を増やすことでしかありません。
それとも何回も繰り返したおかげでお腹がいっぱいになったんでしょうか?
終わらせたくて私にわざと記憶を?

でも、それも多分違います。



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