271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:46:54.10 ID:aFMIt3ru0
「次、悲鳴上げたらあんたと伊月君[ピーーー]から」
伴太の首元に矢を突き付けると、顔面全体が血塗れの弥生は震えながらコクコクと頷いた。
「さあて、お次は……」
美蘭がデイパックへ目を向けた瞬間ーーー。
伴太が両足で美蘭の身体を蹴り飛ばした。
「きゃ!?」
「殺されて、たまるか!」
腕と腹部に刺さった矢を引き抜き、美蘭に飛び掛かった。
「あ、伴太!!」
「弥生、逃げろ!こいつは危険だ!直ぐにーーー」
伴太の言葉は続かなかった。
突如、ぱんっと乾いた銃声が鳴り、その直ぐ後に伴太が倒れた。
「え、と、伴太?」
名前を呼ぶ。
しかし、返事はない。
その数秒後、気づいた。
伴太の額に穴が開いてることに。
額からは真っ赤な血が噴き出していた。
「あぁ、ああぁあ……」
「あーあ、もっと苦しめようと思ったんだけどなぁ……ま、いいや。時間ないし」
伴太の命を奪った犯人、美蘭はコルト・ガバメントの銃口を弥生に向け、撃った。
銃弾は弥生の心臓を正確に撃ち抜いた。
「あぶっ」
血を吐きながら、弥生は倒れた。
「さぁて、
クスリと笑い、美蘭はその場から去って行った。
男子2番伊月伴太 死亡
女子5番大下弥生 死亡
【残り10人】
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