270:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:46:10.97 ID:aFMIt3ru0
「や、よい……」
幼馴染の声がする。
でも、動けない。
誰が、こんなことーーー。
「ふふ、二人共、生きてるわね」
声が、した。
女子の声が。
あの声、もしかしてーーー。
「二人共、まだまだ死ぬのは早いわよ」
弥生の視界に柳瀬美蘭(女子18番)の姿が映り込んだ。
「み……らん……」
「名前呼ばないでくれる?」
美蘭は弥生の下腹部に刺さったボウガンの矢を引き抜くとそれを伴太の右腕に突き刺した。
「がぁああ!!!」
「煩い」
美蘭は弥生の靴と靴下を脱がせ、靴下を伴太の口へ突っ込んだ。
「ぅっ、ううぅうう!」
「まだ煩いわね。でも多少はマシになったわ」
美蘭は満足そうに笑うとデイパックから新たなボウガンの矢を取り出した。
「や……やな、せさん……ど、どうして……」
「……復讐、かな」
ニッコリ笑い、そう答えると、矢を弥生の右腰に突き刺した。
「ぅあああ!!」
「だから煩いっての」
美蘭は弥生の顔面を思い切り蹴り飛ばすと、弥生の腰に突き刺さったナイフを引き抜いた。
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