282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:54:33.29 ID:aFMIt3ru0
歪んだ笑顔で由美は斧を振り上げる。
ーーー俺は、ここで終わり、なのか?
……せめて、あの人に会いたかったな……
明石さん……
次の瞬間、目の前が暗くなった。
「あは!あっははは!!死んだ!死んだぁ!!」
由美は殺した喜びで何度も斧を帝に振り下ろした。
振り下ろすたびに嫌な音がしたが、今の由美にとってはとても心地の良い音色だった。
あははは!!
楽しい!
[ピーーー]ってこんな気持ちのいいことだったんだ!!
もっと殺さなきゃ!
もっと!
もっと!!
もっと!!!
「やっと見つけたわ」
背後から声がした。
振り向こうとしてーーー動きが止まった。
首に、何かが絡まったから。
何、これ?
ってか、誰?
そんな疑問を持った瞬間ーーー。
「ぐうっ!?」
急に首が締まった。
「苦しい? 苦しいよね。首を締められているんだもん。まだまだ貴女には苦しんでもらうわ」
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