284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:55:38.75 ID:aFMIt3ru0
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朝倉和音(女子2番)は中華レストランに辿り着き、中にある厨房で食料を探していた。
しかし、あるのは材料だけしかなく(調理しようと考えたが、ガスも電気も水も止められていることに気づき、諦めた。)、無駄に終わった。
「ったく……レストランなんだから美味しいもの残してけばいいのに……」
ぶつぶつ文句を言うが、言っても仕方がない。
そう言えば、この近くにコンビニがあったはずだ。
そこなら、何か美味しいものが手に入るかもしれない。
和音はデイパックを担ぎ、コンビニに向けて走り出した。
「な、何だ……これ……」
食料を求め、コンビニに入った木嶋影郎(男子7番)は目の前の光景を疑った。
影郎の目に入ったのは血塗れになって死んでいた司馬祐樹(男子11番)と櫓冬明人(男子16番)の遺体だった。
「櫓冬……司馬……お前ら、こんなとこで死んだのか……」
二人の顔はとても苦しそうだった。
きっと、苦しみながら二人は死んだんだ。
「櫓冬、司馬……ゴメンな」
二人に謝り、その場から離れようと扉へ向かいーーー動きを止めた。
目の前に、少女がいたから。
あれは、朝倉和音ーーー。
そう認識した瞬間、和音が何か、黒い塊を此方へ向けた。
何だ、あれ?
そんな疑問もった瞬間ーーー。
ぱんっ、と大きな音が響いた。
それと同時に額に衝撃が走り、それっきり何も感じなくなった。
「お、大当たりだ!」
朝倉和音はもう動かない影郎のデイパックから武器を取り出した。
デイパックから出てきたのは大型拳銃M1911だった。
和音は大喜びで
男子7番木嶋影郎 死亡
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