12: ◆oU/2O5ujGod.[saga]
2014/04/15(火) 22:05:22.73 ID:xeDoUd6f0
ガッ! バキッ!
兵士長「大丈夫か!? 今助けるぞ!」グイ
兵士2「隊長! もうすぐそばまで魔物が迫ってます!!!」
兵士長「落ち着け! 我々が街のみんなを守らねばならんのだぞ!! 戦いに備えろ!!!」
住民「う…、うう…」
兵士長「おい! この人を今すぐ避難場所に!!」
兵士3「は! 了解しました!!」ダッ
「父さーん!!」
兵士長「ん?!」
少年「父さん!! ああ! 良かった!! 父さん!!」ダキ
兵士長「お前か!? くそ! 戻ってきてしまったか!!」ギリ
少女「おじさま!」ッタ
兵士長「少女もいたか!! なら…! 少女、君に頼みがある…!」
少女「は…い?」
兵士長「今から俺の息子を連れて、家の地下室まで逃げろ。今すぐにだ! あとはきみにまかせる。わかるか?!」
少女「は…はい! わかりました! 絶対に…、絶対に少年を守ります!!」ギリ
少年「そんな! 戦う!! ぼくも戦うよ!!」ジャキ
兵士長「無理だ!! お前に敵う相手ではない!! いいか! この街は危険だ! 今すぐ逃げるんだ!!」
少年「やだ!! 逃げるものか!! 僕だって戦え」
ドス!
少年「う…!」…グテ
兵士2「隊長!! 魔物が来ました!! もうやるしかありません!!!」ググ
兵士長「…すまない。さあ! 今すぐ避難するんだ! いいか? 絶対に地下から出るなよ!!!」
少女「おじさまも絶対に…、絶対死なないでください!!!」ポウ
兵士長「頼んだぞ!! 息子を…息子を頼む!!」
パシューン!!
兵士2「!?」
兵士長「ふ…、移動魔法とは凄いな。本当に安心して戦えそうだ…」ジャキ
魔物「グオオオオオオオオ!!」
兵長長「おい、魔物ども。これからが本当の戦いだ…。覚悟しろ…!!!」ダッ
「ウオオオーーーーー!!」
「ーーーー!」
「 」
―――
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