2: ◆h894TYD8msVH[saga]
2014/04/16(水) 19:10:17.77 ID:1UsZU+mE0
男「し、仕方ないだろ!なんたって一年以上の片思いなんだ。少しぐらい臆病にもなる。つーか、よくもまあ、律儀に数えたな?」
友「暇だったから」
男「よくわからん……」
3: ◆h894TYD8msVH[saga]
2014/04/16(水) 19:12:30.27 ID:1UsZU+mE0
男「と、友達を見捨てるのか。この薄情ものー!」
友「…………」
すると、友はゆっくりと振り返って、ジーッと俺の顔を見つめた。
4: ◆h894TYD8msVH[saga]
2014/04/16(水) 19:16:08.16 ID:1UsZU+mE0
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5: ◆h894TYD8msVH[saga]
2014/04/16(水) 19:19:46.17 ID:1UsZU+mE0
男(たしか……2―Aの友だったな)
美形で成績優秀、しかもけっこうな変わり者。
目立つのは当然のことだった。
6: ◆h894TYD8msVH[saga]
2014/04/16(水) 19:22:09.45 ID:1UsZU+mE0
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7: ◆h894TYD8msVH[saga]
2014/04/16(水) 19:26:03.16 ID:1UsZU+mE0
予鈴が鳴る前に俺は教室にもどった。
自分の席に座ると、隣の席の幼馴染が嫌味っぽく話しかけてきた。
幼馴染「ずいぶんと、遅かったのね」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/16(水) 19:27:36.86 ID:K5OcoFVq0
なんか友妹ちゃんの正体の予想ができたような……
9: ◆h894TYD8msVH[saga]
2014/04/16(水) 19:30:20.27 ID:1UsZU+mE0
女友「はろはろー!そこのお二人さん。今日も仲がおよろしいことでー」
男友「うぃーっす」
男「おまえら……」
10: ◆h894TYD8msVH[saga]
2014/04/16(水) 19:33:20.98 ID:1UsZU+mE0
男友「なんだ男のヤロー。ツンデレか?」
女友「男くんの場合、ありえるかもねー」
男「いや、ないから」
11: ◆h894TYD8msVH[saga]
2014/04/16(水) 19:34:30.11 ID:1UsZU+mE0
幼馴染「だ、だれっ!?それだれっ!?」
女友「ふふ、焦らない焦らない〜♪ちゃんと教えてあげるから、ね?」
男「…………」
12: ◆h894TYD8msVH[saga]
2014/04/16(水) 19:35:30.70 ID:1UsZU+mE0
女友「3―Aの……友くんですっ♪」
幼馴染「え……」
その言葉を聞いた瞬間、期待と不安に満ちた幼馴染の目は輝きを失い――
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