52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 20:39:39.79 ID:DpKePvWy0
「今日はもやしパーティです!」
「モヤシってなんだ?」
「ジャパニーズヤサーイだよ」
いや、外国にもあるかも知れないけど。
適当に言ったがエピソードは ふうん、と頷いただけだった。
その顔がいつもより少し緩んでいると感じるのは、僕の気のせいだろうか。
「お待たせしましたー!」
高槻謹製の手量が続々と運ばれてくる。
もやし炒め、もやしの卵とじ、もやしサラダ、もやしの煮付け、冷やしもやし、エトセトラ。
安価なもやしを大量に購入してのもやしパーティである。
もやし自体には栄養も少なく味も素朴を通り越して素気ないが、個性がないからこそ高槻の料理の腕が光る。
高槻は家事を一身に引き受けているだけあって十四歳にして料理の腕はかなり達者だ。
その上高槻の手料理なんて言ったら例え食べたら死ぬ系の毒物だろうと食べて見せる。
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