42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 20:23:16.99 ID:DpKePvWy0
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2014/04/21(月) 20:24:48.18 ID:DpKePvWy0
「こいつはちょっとばかし面白え状況になってるぜ、ハートアンダーブレードの眷属よ」
不味くはねえけどな、と付け足しエピソードは高カロリードリンクを口に含む。
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 20:26:49.86 ID:DpKePvWy0
「結果的に、『憑く理由のない者に憑く筈のない怪異が取り憑いてしまった』。
怪異ってのは人間がいないと存在出来ねえから、人間ありきの存在なのは知ってるな?
すなわち取り憑かれるからには取り憑かれる方にも原因は必ずある。
けど今の高槻やよいにはそれがねえ。
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 20:28:49.35 ID:DpKePvWy0
「あの調子なら害はねえだろうけど、放っといたら、羽川翼みたいに定着しちまうぜ」
それは――避けなければならない。
羽川は自分のストレス発散という側面もあってブラック羽川を産み出したが、高槻の場合、それがない。
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 20:29:58.70 ID:DpKePvWy0
「エピ……ソード……」
「な、なんですかこの人……身体が半分ないですよ!」
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 20:31:35.26 ID:DpKePvWy0
「ぐうぅぅ……ああァ――――!!」
「ったく、とっととくたばれっての!」
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 20:33:17.62 ID:DpKePvWy0
「正気かよあいつ……何の力も持たねえ人間のくせに、吸血鬼の前に立ちはだかるなんて何考えてんだ!」
「……そんなこと、聞かなくてもわかってるんだろ、エピソード」
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 20:34:46.78 ID:DpKePvWy0
エピソードが身体を霧に変えその場から消えるのを合図に、僕は指し示した方向へと駆け出した。
作戦は必要ない。
可能な限り早く辿り着き、死にかけの吸血鬼に引導を渡してやればいい。
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 20:36:26.99 ID:DpKePvWy0
「わ、わかった、交換条件だ。
この女には手を出さない、だから見逃してくれ」
「嫌だね。どっちにしろおたく、 もう長くねえだろ。
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 20:38:01.95 ID:DpKePvWy0
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