過去ログ - もし現代に艦娘が舞い降りたら。side:加賀
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2014/04/22(火) 21:45:29.46 ID:jHuVnAp60
そう言ってマミヤさんは3階建てほどの白い建物に入っていった。だいぶ入り口から歩いた気がする。
人目につくと話せないような何か。直感的に不安が募る。
「私はここの職員と言いましたよね。正確にいうと今は通訳をしています。」
建物内の廊下を歩きながらマミヤさんが言った。
「通訳?日本語と英語でですか?それとも他の言語です?」
「もちろん日本語と英語です。」
となると、日本人が関わっているのか。だったら外務省関連な気がするが。
「でも、その通訳も2週間ほど前から始めたのです。いや、始まったと言うべきでしょう。」
「……というと?」
ここまで話すとエレベーターホールに付いた。
3基の無機質なエレベーターがあり、一番左のエレベーターには「OUT OF ORDER」の張り紙。つまり故障中だ。
「このカードを用意してください」
とマミヤさんがさっきのセキュリティカードを指した。
「はい、ここにあります。」
そう言って俺はポケットのセキュリティカードを出して見せる
それを確認したマミヤさんは頷くと、一番左のエレベーターの前に立った。
「あれ、そこ故障中じゃ
そこまで言うとマミヤさんが故障中のエレベーター呼び出しボタンの下部にカードを触れた。
すると、呼び出しボタンが点灯。まもなく故障中であろうエレベーターの扉が開いたのだ。
マミヤさんはすかさず乗り込んだ。
「では、お先に失礼します。」
と、軽くお辞儀をしたのと扉が閉まりきるのは同時だった。
あまりの現実味の無さにしばらく呆けていると、呼び出しボタンのランプが消灯した。
「……これは、俺もやれって事だよな。」
そう呟きながらマミヤさんと同じようにボタンの下部にカードをかざす。
ランプ点灯。またまた故障中であろうエレベーターの扉が開いた。
すかさず俺も乗り込む。中に入るきると同時にエレベーターの扉が閉まった。しばらくすると身体にかかる重力の僅かな変化を感じた。
「なんでもありだな、合衆国」
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