過去ログ - もし現代に艦娘が舞い降りたら。side:加賀
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37:トラック提督
2014/04/25(金) 00:48:09.30 ID:j/mICx4y0

恥ずかしすぎて死にたい。羞恥の念で顔が焼けそうだ。自分で吹き出したコーヒーをハンカチで吹きつつ、当の加賀さんを覗くと素知らぬ顔して羊羹を頬張っていた。まるで他人事のようだ。


「あっはっは、そうですかそうですか!」


何がおかしいのかマミヤさんが大爆笑している。もうやだ、お家帰りたい。

「いやぁ、いいですね。そういうの。僕は嫌いじゃないですよ。」

マミヤさんはまだ少し笑いながら俺の隣に座った。日本の職場だったら今日にもクビが飛びそうな問題発言だけどな。

「すみません。」

もうこの話は終わりにしましょうマミヤさん。

「いえいえ、確かに、加賀さんは美人さんですからね。あ、でも時間と場所は弁えてくださいね。」

もう掘り下げないでくださいお願いします。


「……茶化さないで。」


羊羹を食べ終えた加賀さんが少し尖った声でそう言うとマミヤさんが苦笑いを浮かべながら申し訳程度に肩を竦めた。


「さて、程よく場が和んだので早速本題へ行きましょうか。」

和むの定義がおかしいでしょう。というか、さっきまでは未知なる敵やら人類の危機とか、ぶっ飛んだ雰囲気からの落差が大きすぎる。
あぁ、これを和むというのか、納得。


「えと、では、そうですね。加賀さん。僕が初めてあなたと会った時の説明を今一度、していただけますか?」


こくり、と頷く加賀さん。場の空気が若干鈍くなる。


「私は、加賀。」





「航空母艦です。」









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