過去ログ - もし現代に艦娘が舞い降りたら。side:加賀
1- 20
54:トラック提督
2014/05/04(日) 00:03:01.07 ID:YNueW5aV0

この人もこの人なりに加賀さんを心配してるようだ。考えてみれば、最初に加賀さんを兵器と揶揄したのは加賀さんを人間として見ているからこそなのかもしれない。


「……全ての人が、アマギさんのような考えを持ってくれればいいのですが」


風の音に消されそうな細い声で意味深な事を囁く。


「それは一体」

「え、ああ、いやいや、なんでもありません。気にしないでください。」


こちらこそ、いやいやですよ。そこまで聞いたら気になってしかたがないでしょうが。俺が後5年若ければ絶対に踏み込んでるとこだよここ。


「それより、加賀さんの能力は単に飛行機を出現させるだけじゃないんですよ。」


話をはぐらかされたように感じたがまぁいい。


「やっぱり飛行機だったんですか、あれ」


自己紹介で空母と言われたしな、形も飛行機だったし。


「まぁ飛行機です。詳しくは後でお話するとして、その飛行機を使って加賀さんは未知なる敵と対等に戦闘を行う事が可能なんです。」


やはり、そういう事だったか。まさに人類の希望である。


「えと、その加賀さんの能力?じゃないとその未知なる敵とやらは倒せないですよね、確か。」

「そのとおりです。それは先ほど廊下で話した通り、我々の兵器ではまったくもって有効打を与えられませんでした。1発100万ドルのミサイルが聞いて呆れますよね。」


ミサイル1発1億円か。うまい棒1000万本分だな。


「では、何故加賀さんがその未知なる敵と渡り合えると分かるんですか?」

「ああ、それはですね。実際にこの目で見たからですよ。」


実際にこの目で、どうマミヤさんは言った。ということは少なくとも1回は加賀さん含めここの米軍部隊がその未知なる敵と会敵したことになる。空港の警備の厳重さも少しわかった気がした。







<<前のレス[*]次のレス[#]>>
108Res/89.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice