12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/25(金) 20:41:58.25 ID:XsXwgu560
「嘘だな」
そして故に、それはあまりに弱々しく、意味を持たなかったらしい。
「またそれか、ボクは信用されてないのかな」
「……あのなぁ、普通に考えればわかるんだ。お前さ、事務所の前で俺に声かけられた時、目が真っ赤だったんだぞ」
「そ、それは……目にゴミが」
「それも嘘。様子がおかしいって点で言うなら、さっきだってそうだ。普段飛鳥はどんなに苛立っても暴力に訴えるような娘じゃないじゃないか。俺だって丸め込まれることがあるくらいに、言葉巧みに言葉を遣うじゃないか。お得意の『痛いヤツ』特有のそれだろう?」
何かあったんじゃないのか、悩みなら聞くぞ?
そう付け足して、プロデューサーはまた黙ってしまう。あくまでボクから話すまで、無理矢理に動くことはしないのだろう。
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