過去ログ - 【艦これ】新城「この度の戦場は…なんともゆるいな。」【皇国】
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4: ◆Q6qxUUjSFI[saga sage]
2014/04/26(土) 02:04:37.57 ID:qVhg3YN+0
場面は変わり新城達―――――――――

新城「(っ!?水の中かっ!?)」

新城は慌てて水上へ向かう。

新城「ぷはぁっ!危うく死に掛けたぞ!猪口!千早!大尉殿!」

新城は二人と一匹の名を呼ぶ。

<ニャーン

新城「千早!」

振り向いた先には千早に咥えられた猪口と背中に乗っかっているバルクホルンがいた。

新城「…とりあえず陸に向かおう。」

何とか砂浜に上がり、服を脱ぐ。

新城「…この天気なら数時間で乾くだろう。猪口。大尉の傷口を見てやれ。」

猪口「はっ!」

新城「僕は辺りを探索してくる。千早は留守番だ。」

千早「ニャーン…」

新城は道路に出る。

新城「(全く…ここはどこなんだ…)」

「おろっ?兵隊さん?こんなとこに来るとは珍しいねぇ。」

新城「(僕達と同じ言葉か。)あの、ご婦人。何点かお聞きしたいことがあるのですが…」

老婆「この婆に質問かい?」

新城「…とある理由でここにきたのですが、ここは何というところでしょうか?」

老婆「ここはねぇ佐世保だよ。…まぁ昔は活気はあったんじゃが"奴等"のせいで皆逃げちまったんだよ。」

新城「(佐世保…知らないな。僕たちが知らない世界だな。)…失礼だが奴等とは?」

老婆「深海棲艦っていう化け物さ…私は奴等に夫と息子を奪われた。」

新城「…心中お察しいたします。」

老婆「なぁに、気にせんでくれ。」

<グルルルッ!

老婆「な、なんの声じゃ!?」

猪口がバルクホルンを抱え、駆けてくる。

新城「何事だ!」

猪口「化け物です!海の中から突然…!千早が迎撃に当たってます!」

新城「…ご婦人。僕の友人を匿って貰えないだろうか?怪我をしているんだ。」

老婆「か、構わんがあんたたちはどうするんじゃ!?」

新城はにたりと笑い、老婆に背を向ける。

新城「僕達は戦争しにきたんだ。ならば闘うしかないでしょう?」


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