過去ログ - 【咲-saki-ss】白望「だる平犯科帳」Ⅱ -SS速報VIP

過去ログ - 【咲-saki-ss】白望「だる平犯科帳」Ⅱ

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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/27(日) 15:07:30.02 ID:Ry8cWkeB0
一旦ここまでです

前のは名前の間違いが多いので修正させてもらいました

44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/27(日) 18:13:20.46 ID:ZS8Uwrn9o
乙です

45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/27(日) 20:14:05.98 ID:Ry8cWkeB0
『蟹頭の洋榎』

亜久里町にある役宅の地下には白望にとって特別な罪人を入れる粗末な牢がある。広さは二三畳ほどを仕切りで区切ってあるだけなのでかなり狭く、本当に簡素なものであった。

白望「おはよ…」

以下略

46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/27(日) 20:15:32.89 ID:Ry8cWkeB0
白望「態度によっては、少しは優遇できる…」

末原「ふん！知るかボケ！さっさと島流しにでも獄門首にでもしたらどうや！」

白望（これは面倒だな…）

以下略

47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/27(日) 20:16:42.79 ID:Ry8cWkeB0
白望「ほぅ…じゃあ、今回の盗賊は…」

末原「そうや！偽物や！そうに決まっとる！」

恭子の蟹頭一味への擁護のほど、尋常ではなかった。話を聞くと、恭子はその昔、洋榎の親であり初代蟹頭の頭、雅枝の元で盗みをおこなっていたらしい…

以下略

48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/27(日) 20:19:49.40 ID:Ry8cWkeB0
末原「お断りや…」

白望「どうしても…？」

末原「ふん！洋榎の頭がそんなことするはずないんわ、わかっとる…誰が密偵なんかに…」

以下略

49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/27(日) 20:22:18.64 ID:Ry8cWkeB0
場所は、亜久里町から二三里離れた大和田町、そこの商家である『薄墨屋』に蟹頭の洋榎が忍び込んだらしいとの知らせを受けた。盗られたのは、わずか四十両、しかもそのお金も全額、蟹頭一味が犯行現場に必ず残すとされる、蟹頭の札と共に商家の真ん前に置かれていたのだ。

華菜「この鶏の唐揚げ料理を描いた札は、間違いなく蟹頭一味のものですよ！」

白望「う～む…おかしいな…今回は随分、やり口が鮮やかだ…」

以下略

50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/27(日) 20:23:38.41 ID:Ry8cWkeB0
がさがさ…

白望「！？」

するとその時、確かに暗闇の奥より人の気配がするのを白望は見逃さなかった…

以下略

51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/27(日) 20:27:31.81 ID:Ry8cWkeB0
華菜「は、はい…」

白望「一体なんだったんだ…」

役宅へ帰ると、早速うざの自慢話が始まった…

以下略

52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/27(日) 20:28:24.89 ID:Ry8cWkeB0
華菜「うわぁ！なんだし！」

照「くんくん…これは、魚介豚骨系の濃厚な香り…」

白望「この匂いが何だか解るの？」

以下略

53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/27(日) 20:29:00.97 ID:Ry8cWkeB0
智葉「ふふ…父の敵といっても私は奴の顔も知らない…見つかるわけないさ…」

智葉が自称気味に嗤う…

智葉「私の父は、私の生まれる少し前、奴に突然斬り殺された…」

以下略

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