92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 20:47:41.58 ID:P5l09Uiy0
P「じゃあ、文香。教えなくていいから、俺と目を合わせてくれないか?」
文香「……目、ですか? ……でも、私、前髪」
P「確かに、このままじゃ目が合いにくいな。じゃあ、こうやって前髪上げて」さらっ
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 20:51:10.13 ID:P5l09Uiy0
P「いいか、文香? このまま……」じっ
文香「……やっ。……あの」
文香(これって……。さっき読んでいた、恋愛小説と……)
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 20:54:35.39 ID:P5l09Uiy0
文香(……こんなこと、物語の中だけだと思っていました)
文香(……吐息の音が聞こえるくらい、顔が近くにあって)
文香(今まで生きてきた中で、一番近い距離に男性が居て)
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 20:58:23.72 ID:P5l09Uiy0
文香「…………」
P(ちょっと待て)
P(これって……。魚のキスでしたとか、そういうオチじゃないよな)
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 21:02:40.69 ID:P5l09Uiy0
文香「……と、いうことは……プロデューサーさんは、その道具を使って」
文香「……私の頭の中を……覗いていたということですか……?」
P「……まあ、平たい言い方をすると、そうなるな。……すまん。全てが見えていたというわけじゃないんだが」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 21:06:40.83 ID:P5l09Uiy0
P「いや、俺が言いたいのは。突然セクハラ紛いの行為をしてしまってすまないということなんだけど……。物語の、主役?」
文香「……え。……あっ。…………っ!?」
P「あ、そうか。あれは、人の望みが見えるものだから、さっきの【キス】っていうのは文香の」
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 21:10:54.44 ID:P5l09Uiy0
P「これ、もしかしてさっき言ってた本か? ええと、『禁じられた恋、アイド』っ……!」
ぱしっ
文香「……だ、だめですって……言ってるじゃないですかぁ……」うるっ
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 21:12:51.36 ID:P5l09Uiy0
文香「……それでも、私、あなたのことを嫌いになれないから……」
文香「だから、ずるい、です」
P「……!」
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 21:17:38.40 ID:P5l09Uiy0
〜〜
晶葉「それで、データ採取を終わって戻ってきたというわけか?」
P「ああ。……一応言っておくが、あくまで仕事のついでだからな、データ採取は」
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 21:21:32.21 ID:P5l09Uiy0
晶葉「だいたい、この『パンツ』とはなんだ! 事務所でパンツを欲しがってる女子が2人もいるわけないだろうが!」
P「それは俺だってそう思うわ! でも実際に居たんだから仕方ないだろ!」
晶葉「どうだか。大方、プロデューサーが『俺がお前好みの下着を買ってやるぞ』なんて言ってセクハラをしていたんじゃないのか」じとっ
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 21:25:35.03 ID:P5l09Uiy0
晶葉「全く。最近のプロデューサーには助手としての自覚が足りていないぞ」
P「……」じぃ
晶葉「確かにプロデューサーが仕事で忙しいのは重々承知しているし」
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 21:28:36.65 ID:P5l09Uiy0
P「……ははっ」
晶葉「……何がおかしい。私は真面目な話をしているんだ」
P「いやいや、なんでもないんだ。確かに今回は俺が悪かった」
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 21:31:27.13 ID:P5l09Uiy0
P「お褒めに預かり光栄でございます」
晶葉「褒めてない。いいか、『思う存分』と言ったのはプロデューサーの方だからな」
晶葉「今日は私の気が済むまで付き合ってもらう。弱音を上げても帰してやらないから、覚悟するといい!」にっ
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 21:33:45.13 ID:P5l09Uiy0
以上で終わります
先にも述べましたがいつもの晶葉の人ではありません
たまにはいちゃこらが書きたかったので題材をお借りしました
>>1は『ぴったんこう』も『ウグイスじょう』も『いとでんわ』もいつまでも続きを待っております
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/29(火) 21:33:53.63 ID:cWPmUB7g0
晶葉可愛いよ
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/29(火) 21:35:27.25 ID:GQwh1RZzo
面白かったよ。
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/29(火) 21:55:44.92 ID:0go15Ufio
やっぱりそういうオチか…かわいい
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/29(火) 22:15:56.00 ID:1iPm38Z0o
乙。
俺もウグイスじょうをずっと待ってる
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/29(火) 22:38:31.10 ID:93CBDH03o
おつ
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/04/29(火) 23:19:09.98 ID:P5l09Uiy0
>>103修正、こっちで
P「……ははっ」
晶葉「……何がおかしい。私は真面目な話をしているんだ」
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/04/29(火) 23:37:53.61 ID:P5l09Uiy0
>>35も修正
彩華『あやかが20歳になったら、必ずあやかとお酒を飲みにいくこと。そう約束してくれるなら、気をつけてア・ゲ・ル』
彩華『その代わり、お酒の席ではもぉっとオトナなあやかを魅せてあげるから。覚悟しててねぇ?♪』
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