過去ログ - ディディー「ピカチュウは男の子だってわかってる。わかってるけど……」
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21:1[saga]
2014/04/29(火) 00:10:36.55 ID:D42+oLRA0
「いいっていいって。誰にも言わないから心配すんな。おれとお前だけの秘密にしとこうな」
「勝手に決めつけないでよ。ちがうってば」

 露骨なエロ話を始めたりオイラを異常性癖認定したりと、今日のドンキーはどこかおかしい。
 バナナの食べすぎで頭がおかしくなったんだろうか?
以下略



22:1[saga]
2014/04/29(火) 00:15:24.79 ID:D42+oLRA0
「ウワサをすれば彼女のおでましか。ディディー、この話はまた今度な」

 ドンキーはのそのそと立ちあがり、ドアに歩み寄った。
 ドアの向こうにいるのがディクシーだとドンキーは完全に思いこんでるみたいだけど、それは絶対にありえないことだった。

以下略



23:1[saga]
2014/04/29(火) 00:19:33.62 ID:D42+oLRA0
「ディディー、かわいいおともだちが遊びにきたぞ」
「あっ!」

 ドンキーに招かれて入ってきた黄色の生き物を見た瞬間、オイラはぱっと立ちあがって玄関口へと駆け寄った。
 予想は見事に的中したようだった。
以下略



24:1[saga]
2014/04/29(火) 00:20:18.48 ID:D42+oLRA0
今日はここまでです。


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/29(火) 00:32:35.09 ID:aEV3HD8mo
こわいです


26:1
2014/05/06(火) 02:48:29.95 ID:d+l4NbVU0
「よくここにディディーがいるってわかったな。誰かに教えてもらったのか?」

 正にオイラの抱いている疑問をドンキーが口にした。
 ピカチュウは手に持っている紙切れをオイラたちに差し出す。
 見てみると、それには大きな円が描かれていた。
以下略



27:1
2014/05/06(火) 02:51:22.21 ID:d+l4NbVU0
「海を渡ってきたんだよね? 誰かに乗せてもらってきたの?」
「ピカッ、ピカピッ、ピカッチュ」

 ピカチュウは答えたけれど、なにをしゃべってるのか全くわからなかった。

以下略



28:1
2014/05/06(火) 02:56:24.04 ID:d+l4NbVU0
「ディディー、よかったな。今日はデートの日じゃなくて」
「うん」

 やっぱり今はデートしてる時より友達といる時の方が楽しい気分になるな。
 オイラは心の底からそう感じた。
以下略



29:1
2014/05/06(火) 03:03:23.40 ID:d+l4NbVU0
 ピカチュウと出会ってからずいぶんたつけど、この子がこのドンキーコングアイランドにやってきたのは今回が初めてのことだ。
 ドンキーはピカチュウのことを昔から知ってたのに一度もこの島に連れてきたことがなかったから、オイラは乱闘に参加するまでピカチュウのことはモニター画面でしか見たことがなかった。

 ただ、画面に映ったピカチュウのチャーミングな笑顔や愛らしい仕草に釘づけになったことは多々あったので、いつか実際に会ってみたいなとはそのころからずっと思っていた。
 だから闘技場でピカチュウの愛くるしい動きを実際に見た時、この世界にはこんなにかわいい生き物がいたんだと本気で感動したものだ。
以下略



30:1[saga]
2014/05/06(火) 03:09:35.51 ID:d+l4NbVU0
「またあんなスリリングな冒険したいなぁ。ピカチュウだって一度はそういう冒険したいよね?」
「ピカッ!」

 ほんとにそう思ってるからか、ピカチュウは即座に返事した。

以下略



31:1[saga]
2014/05/06(火) 03:24:10.95 ID:d+l4NbVU0
 今思えば、ポケモンという種族とただのサルであるオイラがこうして親しくしてるのって稀有なパターンなのかもしれない。
 ポケモンはポケモン同士で行動するのが一般的だというのを耳にしたことがあるから。

 とはいっても、オイラはどんなポケモンとでも仲がいいってわけじゃないけどね。
 一応この子の他にゼニガメやルカリオっていうポケモンのファイターもいるっちゃいるけど、前者はニンゲンに忠実なシモベって感じだし、後者は近寄りがたいっていうか、なんか苦手。
以下略



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