過去ログ - ミリオタ「萌えミリタリーの世界…?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/01(木) 14:26:53.27 ID:TKhoFFB0o
私がブルブル震えながら地面にできた窪みに伏せ、顔だけで回りを見ていると、兵士たちが撃っている方向…すなわち敵がいる方向に人間がいないのに気づいた。
思わずそんなはずはない、敵はどこだ?と思い目を凝らすと、そこにはなんとも形容しがたい生き物がいた。
生き物と言えるかはわからない。機械的な角張った形をしており、黒と赤のけばけばしいコントラストが見るものを恐怖させた。
ふと、労働組合的無政府主義、アナルコサンディカリスムの旗を思い出した。
私はその思想には全く興味が持てなかったがその色合いは気に入っていた。
しかし眼前の敵を気に入ることは到底できそうもなかった。
時々上げる金切り声のような鳴き声も不快で、挙動も不快だった。
そして体からにょきにょきと突き出た枝のようなものから弾のような物体を発射していた。
大きさは人間程度のものから戦車よりも大きいものがいた。
先ほどからワイマール兵が盛んにライフルで撃ちかけているが、小さいのを除いてまったく効果が出ていない。
確かに小さいのは倒せているが、数が多すぎる上に奴等はまったく怯まず前進してくるからだった。
ワイマール兵は反撃とばかりに敵から放たれる弾丸に貫かれて倒れるばかりである。
とうとう士官が痺れを切らして撤退を指示した。
「撤退だ!下がれ!」
「どこへ行けばよろしいのですか!?」
「知るか!自分で考えろ!」
なんということだ。
私はあわてて逃げるワイマール兵たちと駆け出した。
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