5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/01(木) 19:42:46.57 ID:CH8thVAr0
淡「テルの遺言……最後くらい後輩らしいことしようかな」
そこからの行動は迅速だった。
寝巻きから白糸台の制服に着替え、黒のパーカーを羽織り、家を出た。
時間は午後6時と少し。まだ、部活は終わっていない。
家を出て、私は白糸台高校まで走った。
部室にたどり着いたとき、私の額から頬にかけて大粒の汗が流れ落ちた。
淡「ヤッホー。淡ちゃんだよー」
菫「大星……やっと来たのか」
菫先輩や尭深先輩、亦野先輩は何とも驚いた表情で私を見ていた。
テルが欠けた虎姫の部屋へと足を踏み入れた刹那、視界が歪み、暗くなった。
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