過去ログ - 雪乃「・・・・・・」つ合鍵 八幡「は?」
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14: ◆zYSTXAtBqk[saga]
2014/05/03(土) 12:07:33.80 ID:psCQ79oF0
八幡「・・・」キコキコ

雪乃「ふふふ・・・」

無心でペダルを漕ぐ、雪ノ下を乗せてただただひたすらに。

このまま風になりたい、得体の知れない策に嵌まって、雪ノ下の命令を『出来る限り』聞く事になった俺は、雪ノ下の最初の命令である学校への送迎を余儀なくされている。

下手に喋ると雪ノ下の機嫌を損ねかねない、であれば無言で、無心で命令をこなすに限る。

俺は機械俺は機械俺は機械・・・

雪乃「ねえ比企谷君?退屈だから何か話してちょうだい」

八幡「・・・」

ぼっちに無茶ぶりすんな!

雪乃「つい数十分前、あなたは何て言ったかしら?」

八幡「出来る限りの償いはすると言いました・・・」

雪乃「出来る範疇だと思うのだけれど、何故しないのかしら?」

八幡「ぼっちだから、話題なんざないです」

雪乃「私は別に『楽しい』話題を求めていないわ、何でも良いから話をして欲しいの」

八幡「・・・お題は時蕎麦」

雪乃「落語じゃない・・・」

八幡「え?ダメ?」

雪乃「言い方を変えるわ、私とあなたの『会話』を成立させなさい」

八幡「じゃあ、最近どこ行った?」

雪乃「そうね・・・パンさんの映画を観に行ったくらいかしら」

八幡「そうか」

雪乃「ええ、そうよ」

八幡雪乃「・・・」

え?これで私と比企谷君の会話は終わり?そうはさせないわ

雪乃「比企谷君はどこかへ行ったのかしら?」

八幡「どこも、小町とサイゼに行ったくらいじゃね?」

ファミレス・・・良いことを思い付いたわ。

雪乃「比企谷君」

八幡「今度は何だ?」

雪乃「今日の放課後の部活は休みよ」

八幡「マジで!?よっしゃ!」

雪乃「代わりに付き合ってもらうわよ」

八幡「・・・」

あら、照れているのかしら?可愛いところもあるわね。放課後を楽しみにしてなさい、比企谷君。


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