過去ログ - 銀河「N.E.E.Tエンジン!フルドライブッゴォッ!」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/02(金) 23:25:18.27 ID:AZKI34Te0
乙女「す、すごい……今までより明らかに威力が増してる……」

銀河「これが、田中の引き出した、真のN.E.E.Tの力、なのか……?」

銀河「す、すげえや! 田中、おまえとアルティメットロボの力があればダークデス帝国を打倒することだって夢じゃない!」
以下略



14: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/02(金) 23:32:21.10 ID:AZKI34Te0
銀河「長官、どういうことなんですか! 説明してください!」

銀河「鈴木が死んで……次は田中があの有様だ! いったいどういう事なんですか!」

乙女「なんとか一命はとりとめたみたいだけど、田中くん……相当衰弱していた……」
以下略



15: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/02(金) 23:36:47.90 ID:AZKI34Te0
長官「ダークデス帝国のデスマシーンに世界で唯一拮抗し得る出力を有する駆動機関……それがN.E.E.Tエンジンだ」

長官「では何故人類は、N.E.E.Tエンジンを量産しない? それこそが人類唯一の希望だというのに」

乙女「N.E.E.Tエンジンには放射能のように、人体に悪影響を及ぼす有害な燃料が使われている……?」
以下略



16: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/02(金) 23:44:05.02 ID:AZKI34Te0

乙女「そ、そんなことが本当に可能なんですか!?」

長官「既に君たちはその奇跡を身をもって知り得ている筈だ」

以下略



17: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/02(金) 23:49:06.10 ID:AZKI34Te0
長官「知れば、君たちはもはや戦う事はできなかっただろう」

銀河「…………それは……ッ!?」

長官「人殺しの業など、君達が被る必要はない。そんなものは私一人で十分だ」
以下略



18: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/02(金) 23:50:31.19 ID:AZKI34Te0
長官「誰かが、命を賭して戦わねばならなかったのだ。それを承知の上で息子は……ヨシオは戦っていたのだ」

銀河「……けど……どうして、なんで鈴木が……」

長官「銀河くん、君には類稀なる才能がある。アルティメットロボを操縦することにおいて、君の右に出るものはいないだろう」
以下略



19: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/02(金) 23:52:52.34 ID:AZKI34Te0
乙女「田中くん!? 身体は大丈夫なの……?」

田中「ハッ、情けねぇな……あれだけ大口叩いたってぇのに一度の出撃でこの有様とはな……これじゃあ先輩に顔向けできねえな」

銀河「田中……おまえ……」
以下略



20: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/02(金) 23:58:18.37 ID:AZKI34Te0
田中「あの力さえあれば、ダークデス帝国を斃すことだって夢じゃねぇ」

銀河「やめてくれ田中! 僕は……僕たちはおまえの命を犠牲にしてまで戦うことなんて……」

田中「舐めんじゃねえぞ、銀河ァッ!」
以下略



21: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:00:22.71 ID:zqeS+XxD0
田中「おまえだってそうじゃねえのか、銀河。おまえも自分の命を賭けて今まで戦ってきたんじゃねえのか……」

銀河「……ああ、そうだ。僕も、この身はいつだって人々の平和を守るために賭してきた……鈴木も田中も同じなんだな……」

銀河「すまない田中。僕は君の事を侮っていたみたいだ……」
以下略



22: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:01:43.30 ID:zqeS+XxD0
田中「……確かに、アンタの言うとおりだ。乙女サン……」

田中「だが、ダークデス帝国のロボットは日に日に強くなっている」

田中「このまま今まで通りの戦ってたんじゃあジリ貧だ」
以下略



23: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:03:05.44 ID:zqeS+XxD0

長官「たった今、情報班からの報告が来た。敵が侵攻の際に用いる異空間ゲートの解析に成功したとの事だ」

乙女「それはつまり……!?」

以下略



24: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:05:52.92 ID:zqeS+XxD0
田中「あと一度の戦闘くらいなら耐えてみせるさ……それですべてが終わるなら……」

銀河「田中……信じて、いいんだな……?」

田中「ハッ……俺の身を案じる前に、おまえは敵を倒す事に集中しな。おまえがやられちまったら、俺達は全員お陀仏なんだぜ……」
以下略



25: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:09:17.62 ID:zqeS+XxD0
ダークデス帝国 超巨大侵略用宇宙要塞デススター表層部

皇帝「フハハハハッ! よくぞここまで辿り着いたなアルティメットロボ!」

皇帝「貴様らのその蛮勇、中々の見物であったぞ!」
以下略



26: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:11:26.83 ID:zqeS+XxD0
皇帝「ガハハハハッ! 今にも朽ち果てそうだなアルティメットロボ! だが、ここまで来たその力に免じて、余自らが貴様らを屠ってくれよう」

皇帝「現れよ!アルティメットデスマシーン!!」

銀河「な、なんだって……あれはアルティメットロボ!?」
以下略



27: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:14:19.80 ID:zqeS+XxD0
皇帝「ほう……余の一撃を耐えきったか、さすがはアルティメットロボ。その生き汚さだけは真似できなかったな」

乙女「あれだけの一撃を受けたのにまだ動けるなんて……どうして……?」

田中「ゴブハァッ!!」(吐血
以下略



28: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:16:02.49 ID:zqeS+XxD0

田中「奴は満身創痍のこっちを見て、油断してやがる」

田中「だからこそ、いま俺達の放てる最強の一撃を……ブチかましてやれ!」

以下略



29: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:16:37.50 ID:zqeS+XxD0
田中「……俺の名前……憶えてるか……?」

銀河「ああ、覚えているさ……忘れることなんてないさ……」

田中「そうか……そりゃあよかった……」
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30: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:17:41.90 ID:zqeS+XxD0

田中「夢だってのは解ってた。才能なんて欠片もねぇ俺がそんなモンになれるワケねぇって思ってた」

田中「だけどよォ……夢見ちまったんだ……だからサ……仕方ねえよな……」

以下略



31: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:19:49.68 ID:zqeS+XxD0
皇帝「な、なにぃっ!? まだ動けるのか!?」

皇帝「クッ……悪足掻きを……死ねぇ! マキシマムデスインパクトォォッ!!」

田中「ゲフッゥ! ハッ……ニートの底力……舐めてんじゃねえ……ぜ……」ガクッ
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32: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:23:10.23 ID:zqeS+XxD0
乙女「みんな……見て、ほら地球よ……」

銀河「ああ、あれがおまえが守ってくれた星だ……なぁ、見えてるか、ヒデオ」

田中「――――――」
以下略



33: ◆Of/1ENXL2M[saga]
2014/05/03(土) 00:25:44.87 ID:zqeS+XxD0
こうして一人のニートの尊い犠牲によって世界の平和は守られた。

だが、生きる限り人々の戦いは続くのだろう。

戦えニート! 負けるなニート!
以下略



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