過去ログ - 木場真奈美「のあの事件簿・佐久間まゆの殺人」
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112: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/05/03(土) 20:24:06.18 ID:YHOyWBYm0
のあ「しかし、犯人が証言した一連の行動そのものに嘘はない」

藍子「高峯さん!聞いて!」

のあ「言ったでしょう、高森さん。もう、私は何も出来ないの」
以下略



113: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/05/03(土) 20:25:20.05 ID:YHOyWBYm0
椋鳥山荘1階・大教室

藍子「やめて……」

まゆ「のあさん、まゆじゃ……」
以下略



114: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/05/03(土) 20:26:25.38 ID:YHOyWBYm0
のあ「他人は先生方と真奈美に相互に監視させておいて、あの状況下で自由に動けるのは私だけ。そして、私は全員の行動を指示し、制限し、確定できる。なぜなら、私は探偵高峯のあだからよ。この中でもっとも信頼される存在だった」

真奈美「……なるほど」

のあ「なんだってできたわ!凶器に、血痕に、死体に、これらになんだって出来たわよ!旧館と礼拝堂に火でもつければ全ては迷宮入り。状況証拠だけなら、誰にも証明できない」
以下略



115: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/05/03(土) 20:27:21.59 ID:YHOyWBYm0
まゆ「……」

真奈美「佐久間君、どうなんだ……?」

まゆ「やっぱり、のあさんはのあさんですね」
以下略



116: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/05/03(土) 20:28:28.47 ID:YHOyWBYm0
のあ「聞いていい、まゆ。あなたが家族を失った理由は、火事なの?」

まゆ「知ってたんだ……。そうです、マンション火災で私は家族を失って、色んなところを転々としました。ずっと家族が、欲しかった」

のあ「それが理由なの?」
以下略



117: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/05/03(土) 20:29:13.71 ID:YHOyWBYm0
のあ「あなたはそんな子じゃない、恨みとかそんなもので、動かないのに!誰にも、優しくて、家族が欲しくて、守ってくれ、る、存在が欲しかった、ただの女の子じゃない!何を隠してるの、何を隠してるのよ、まゆ!」

藍子「のあさん……」

のあ「お願い、まゆ、言って!」
以下略



118: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/05/03(土) 20:31:05.16 ID:YHOyWBYm0
椋鳥山荘・駐車場

夏美「お疲れ様です。被疑者は少年班が責任を持って保護します」

のあ「……お願い」
以下略



119: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/05/03(土) 20:32:55.02 ID:YHOyWBYm0
のあ「どうしたら、良かったの……」

真奈美「お前は正しいことをしたよ。探偵高峯のあを貫いた」

のあ「私は真実を愛して、悪とか嘘とか、嫌いだったわ。だって、だって、真実の方が、いつも優しいから」
以下略



120: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/05/03(土) 20:34:03.12 ID:YHOyWBYm0
椋鳥山荘・礼拝堂

松山久美子「お疲れー、のあさんは?」

松山久美子
以下略



121: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/05/03(土) 20:36:37.88 ID:YHOyWBYm0
亜季「惠と話したんです。私は励まされてしまいました。私は、惠のためにも警察を続けるであります。しかし、この度は……」

真奈美「気にしないでくれ。何か聞きたいことでも?」

亜季「はい!足跡が続いていまして、高峯殿はどこに行ったと言われておりましたか?」
以下略



122: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/05/03(土) 20:39:48.60 ID:YHOyWBYm0
椋鳥山荘・駐車場

柊志乃「真奈美さん」

柊志乃
以下略



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