過去ログ - ことり「雉も鳴かずば撃たれまい」
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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/04(日) 06:44:22.97 ID:yZX4SREN0
「……これで二人きりになれたね」
「グルルル―――……フシュゥ―――……」

海未の足音が聞こえなくなるのを待って、ことりは言った。
その瞳は仲間たちに見せるのとは違う、強い意志の宿った瞳だった。

「希ちゃんとはいつか決着をつけなきゃいけないと思ってた」
「だいたい、希ちゃんはおかしいんだよ」
「μ'sで最も大きいバストを持ちながらヒップは中央値なんて」
「おしりにもしっかりお肉のついてる絵里ちゃんを見習ってよ」

ことりは淡々と胸の内を明かしていく。
一瞬の斬り合いに足枷となる、重たい鎧を脱ぎ捨てるように。

「女の子同士で胸を触ってもただのじゃれ合いで済むのに」
「女の子同士でおしりを触ったら痴漢扱いされる」
「そんなことりの悲しみを希ちゃんは考えたことがあるの」

かつて人間が四足歩行だった時。
そのセックスアピールは尻によって為されていた。
それが人間が利便性を求め二足歩行になり、その視点が上がると、
人間はその役割を胸に求めるようになった。

そう、胸は尻の代替物でしかない。
DNAに刻まれた尻への情熱は、胸などという浮ついたものよりはるかに深い。

ことりは吼えた。

今日こそ、尻が乳より優れていることをここに証明してみせる。


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