33: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/05/05(月) 23:19:01.44 ID:j9WrMxpn0
P「俺は確かに伊織のプロデュースから手を引く、けどな。ユニットを組む条件として律子に言ったんだ」
条件?
律子相手に一体どんな条件を出したというのか。
P「渋谷凛にもう一度挑戦して勝つまで待ってくれって」
耳を疑った。
正直、今の私でもう一度挑んで勝てるかなんて分からない。
それでも、プロデューサーは勝つ気でいた。
負けても、次を見据えて前向きに動いていた。
伊織「……勝たせてくれるの?」
扉越しに言葉をかける。
P「約束する」
伊織「いいわよ……。そのかわり、絶対に勝たせてちょうだい」
そう言って扉を開くと、プロデューサーは笑顔で迎えてくれたのだった。
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