46:海老天 ◆hBWIIyS/uM[saga]
2014/05/07(水) 22:35:02.43 ID:khfCJb4To
爽「私には何もない。地位も名誉も財力もそれこそ、怜を引っ張っていけるだけのものは何一つない」
爽「けれど……それでもこれから、ずっと、怜と同じ時間を生きていたい」
あれ? 告白は告白でもプロポーズじゃないか?
ミスに気付いた私は顔が火照ってくるのを感じる。
一世一代の大勝負でミスを犯すなんて……。
怜「何やそれ。私と結婚するつもりかい」
爽「それも悪くないな」
怜が何か思案するような表情で黙りこむ。
冬の風がすり抜けていく。
怜「引っ張らんでもええ。支えてくれや」
そう言って怜は笑った。
やっぱり怜は笑顔が一番綺麗だ。
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