664: ◆TRhdaykzHI[saga]
2014/09/14(日) 01:54:57.01 ID:NxApZR39o
姫「……私がやるしかないわ」
いままで誰かに守られてばかりで、こうして誰かを守る立場になったことなんてなかった
彼女は追憶した。これまでの王女としての人生を。
いっとき目を閉じた。そしてすぐに開くj。
守る立場に立つことに少しの恐怖と、そして恐怖よりほんのわずかに多く高揚を感じていた
銃を握り締めた。まだ弾は残っている。
姫(……息を吸わなきゃいいのよ。呼吸を止めたまま戦えば……!)
姫(かかってきなさいっ!)
とはいえ……土台無理な話だった
かたや対人制圧に慣れた武装集団、一方銃を握って数日かそこらの娘っこ一人では勝負は見えていた
10秒とたたずに彼女は地に伏せさせられていたことだろう
この場に新たな侵入者たちが突っ込んでこなければ。
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