過去ログ - 阿良々木暦「ことりハザード」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/12(月) 20:51:05.87 ID:WmSvF+Wh0

神原は身体能力が高いので、一瞬の隙を突き背後に回り羽交い締めにする。
だがこれだけでは元々ポテンシャルの高い神原からは力尽くで抜けられる。
そうさせないためにも神原の耳元に唇を寄せ、甘い声で囁いた。

「神原…………愛してるぜ」

「え、えぇっ!?」

神原は性癖や言動こそ常軌を逸しているが、その実中身は意外と乙女である。

「な、何を言ってるんだ阿良々木先輩!」

「ふっ……今だ!」

「うわっ!?」

背後から腰を掻き抱き、下腹部をくすぐりながらうなじに息を吹き掛け愛撫するのも忘れない。

「ひゃ……あ、阿良々木先ぱ……あはははははは!」

全身を舐めるようにくすぐると、神原は悶えながら身を捩る。
昔、火憐ちゃんに食らわせた歯磨きの刑のように、快楽は時として拷問の道具と化す。
特に神原なんかは根がドMだから素直に虐めても悦ぶだけなのだ。

「さぁて…… どこまで耐えられるかな……?」

「……っ、な、何が目的なのだ阿良々木っ、先輩……!」

「目的? 目的なんて陳腐なものはない! あえて言うのならばこの行為自体が目的だ!」

ここで神原に音無さんのように下着の色を聞いたところで喜ぶだけだろうし。

「わ、私の下着はピンク色だ!」

「聞いてねえよ。相変わらず腰細いな神原。ちゃんとご飯食べてるのか?」

「こっ、腰をっ、撫でないで……ひっ!?」



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