過去ログ - 遊佐こずえ「…かの人の名はジャン・ヴァルジャン」他
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/13(火) 02:41:37.15 ID:0LZQvbJd0

これまで、たくさんの別れを目の当たりにしてきた。

笑顔で別れたときもあったけど、

ほとんどは悔しさに唇を噛み締めながら、涙をためての「さようなら」だった。


でも共通することは、かならず、別れはいつかやってくるということ


P「そうだな、約束したからな」


最初はみんな恐がる、別れたくないな、って呟く子もいた。

泣いちゃうくらい悲しがる子もいた。


P「こずえを、てっぺんまで連れて行くって」


だけどいつか、慣れる、そういうもんなんだ、人と人って

小学生には分からないだろうけれど


P「ずっと一緒だって、心配するな、流石に手紙一枚で消えたりなんてしないからさ」


だから俺はこういうとき、嘘をつく、慣れたもんだ。


しかし、そんな風に考えるなんて、この劇の仕事をとってきたのは失敗だったかな

この後、最後まで公演を終わらせるまで、何もなければいいが


こずえ「………はぁ」


そんな風なことを考えていたら、彼女は一つ、ため息をついた。



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