30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/15(木) 00:22:00.21 ID:y+WflPSY0
姫「それにしても貴方、あんな親戚がいたのね、やっぱり勇者だけあるのね」
勇者「……はい?何の話ですか?」
姫「いえだって、黒い騎士といえば正体は実は"俺はお前の父親だ!"的な展開では?」
どうにも、彼女の言に興奮の色がこもっていた。
この姫、のほほんとして、この状況にして楽してんでいた。
勇者「いや、ウチの親父はしがない農家だし、他にめぼしい兄弟や親戚も…」
とか注意してる間に、もう敵は馬から飛び上がり、こちらに向かってきた。
黒騎士「勇者!今はそのような口を聞いている暇はないぞ!」
その叫びと同時に
騎士の剣と、勇者の剣が激突した。
勇者「くっ…こいつ、強い!」
黒騎士「ふん、油断していると貴様の首から刈り取ってしまうぞ!」
姫「むぅ、やっぱりかっこいいですわね」
剣をぶつけ合いながら組み合う2人の実力は拮抗しているように見えた。
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