過去ログ - まどか「わたしはインキュベーター
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/21(水) 21:34:10.41 ID:rBttLnqZ0
杏子「なるほど。良い突きだ。ニュービーにしちゃスジは悪くないが……それだけだ!(ブン!)」

さやか「がは!?」

まどか「さやかちゃん!?」

QB「(ヒョコ)佐倉杏子はベテランの魔法少女だ。さやかでは分が悪い」

さやか「う……く……」

杏子「へぇ、まだ立つんだ?あばら骨が軽く2、3本イっちゃう位はカマしてやったと思ったんだけどねぇ」

まどか「さやかちゃん、平気なの……?」

QB「彼女は癒しの祈りを契約にして魔法少女になったからね。ダメージの回復力は人一倍だ」

まどか(やっぱり、さやかちゃんは恭介くんのケガを治すために……)

さやか「だぁぁぁぁ!」

まどか「キュゥべえ、止めさせて!魔女じゃ無いのに!!味方同士が争うなんて、そんなのって無いよ!!」

QB「ボクにはどうしようもない。……けれど、キミが契約して魔法少女になれば、今すぐにでも止められるだろうね」

まどか(そうだ。契約して、魔法少女になれば2人を止められる。それに、願い事でマミさんを生き返らせることだって……)

ほむら「それには及ばないわ(カチ)」

まどか「ほむらちゃん!?」

さやか「……(ガク)」

ほむら「(ファサ…)まさか、あなたが来るのがこんなに早いとは思わなかったわ、佐倉杏子」

杏子「テメェ……。どこかで会ったか?」

ほむら「さぁ、どうかしら?」

杏子「なるほど。あんたがキュゥべえの言ってたイレギュラーか。で、そのルーキーに味方する気かい?」

ほむら「私は冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵。あなたはどっちなの?」

杏子「……オーケー。今日のところは降りさせてもらうよ。アンタのその妙な技、タネがまるで見えないしね(バ!)」

まどか「助けてくれて……ありがとう」

ほむら「(ファサ…)何度も忠告させないで、鹿目まどか。あなたはこちら側に関わり合いを持つべきじゃないわ(バ!)」

まどか(あの後、救急車が来て、魔女に巻き込まれた人は皆助け出された)

まどか(さやかちゃんは気絶していただけで、わたしもさやかちゃんも病院に運び込まれたのはまた別の話)

まどか(さやかちゃんに聞いてみたら、やっぱり魔法少女になる願い事は恭介くんの腕を治すこと。恭介くんがまた得意なヴァイオリンが弾けるように)

まどか(好きな人のために、そんなことを願えるさやかちゃんはすごいなと思う。でも、それ以上に心配。さやかちゃんは優しくて勇気があって良い子だけど、思い込みが激しいところもあるから)

まどか(それに、もうこれ以上大切な人がいなくなるのは見たくない。……マミさんみたいに)

まどか(だから、次の日わたしはほむらちゃんにお願いしてみることにした)


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