過去ログ - まどか「わたしはインキュベーター
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/24(土) 11:10:04.77 ID:d0QkStHF0
線路上
まどか「ハ!?……何!?どうしたの!?さやかちゃんは!?」

杏子「……」

ほむら「私の魔法、時間停止を使ってあの結界から脱出したの。美樹さやかの遺体だけは、佐倉杏子が回収してくれたわ」

まどか「遺体って……。さやかちゃんは、死んじゃったって言うの……?嘘でしょ……?」

ほむら「約束したはずよ。待っててって。そして、最悪の事態を覚悟してって」

まどか「……ごめんなさい」

杏子「それより、ありゃどう言うことだ!アイツのソウルジェムはどうなったンだ!?知ってること全部教えろ!」

ほむら「美樹さやかのソウルジェムはグリーフシードに変化して、魔女を生み出して消滅したわ」

杏子「な!?」

まどか「本当……なの?」

ほむら「事実よ。それがソウルジェムの最後の秘密」

ほむら「これが濁りきって黒く染まる時、ソウルジェム(私たち)はグリーフシードになり、魔女として生まれ変わる。それが、魔法少女になったモノの、逃れられない運命」

まどか「さやかちゃんは、マミさんみたいな正義の味方になりたいって、そう思って魔法少女になったんだよ?なのに……(ジワ…)」

ほむら「その祈りに見合うだけの呪いを背負い込んだまでのこと。あの子は誰かを救った分だけ、これからは誰かを祟りながら生きていく。鹿目まどか、今度こそ理解できたでしょう?あなたが憧れていたモノがどういうモノなのか」

まどか「さやかちゃん……うぁ、あああああん!!(ポロポロ)」

杏子「テメェ、全部知ってたのかよ!!だったらなんでソレ最初から全部言わなかった!?」

ほむら「魔法少女の身体のことと同じよ。言ったところで誰も信じない。誰も受け止められない。あなただって、この目で見なければ信じなかったでしょう?」

杏子「……クソ!」

ほむら「その遺体の処理は一考しなくてはならないわね。うかつな場所に置き去りにすると、後々厄介なことになるから」

杏子「!?テメェ、それでも人間かよ!?」

ほむら「もちろん違うわ。……あなたもね」





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