4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/17(土) 19:38:56.07 ID:DOWRoasto
 午後3時30分 
 この時間が職人にとってのお昼休憩である。 
  
 南中、太陽が最も陽を指すお昼の時間帯、 
 世のビジネスマン・レディが優雅にランチを楽しむ間、 
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/17(土) 19:40:12.43 ID:DOWRoasto
 p.m.5。夕暮れ時 
 沈みかけの太陽が畑を赤く染める。 
  
 夕日に染まる我が子を眺めながら、 
 大地にそのまま横たわり、ゆるりとくつろぐ職人 
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/17(土) 19:50:12.88 ID:5o4FJwbh0
 なんだこのプロフェッショナル仕事の流儀的なスレは 
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/17(土) 19:51:41.73 ID:5nhYvEGQ0
 ジャガイモが喋ってんのかと思った 
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/17(土) 20:19:18.51 ID:DOWRoasto
 「ジャガイモさーん!」 
 小学生特有のハイトーンの声が耳に刺さる 
  
 ジャガイモ「あ、メグちゃん」 
 メグ「こんにちは!」 
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/17(土) 20:19:52.91 ID:DOWRoasto
 メグ「もう!地面で寝ちゃダメっていつも言ってるのに!もう!」 
  
 職人がいつもどこで寝ているのか知った時、 
 彼女はどんなリアクションをするんだろう 
 そんな思考が頭をよぎる 
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/17(土) 20:23:24.11 ID:DOWRoasto
 日は暮れると同時に職人の1日は終わる 
 後は夕飯を食べて寝るだけである 
  
 夕飯はやっぱりジャガイモですか? 
   
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/17(土) 20:24:03.28 ID:DOWRoasto
 真っ暗闇の畑に灯される焚火。 
 いつもなら日が沈むとともに就寝する職人が、 
 今日は特別だからといってインタビューに答えてくれた 
  
 "先生はどうして農業を始めようと思ったんですか?" 
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/17(土) 20:24:39.63 ID:DOWRoasto
 ジャガイモ「昔の僕ならその質問に対して 
 ジャガイモが好きだから、と答えただろうね」 
  
 ジャガイモ「でも時代は変わった」 
  
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/17(土) 20:25:18.40 ID:DOWRoasto
 "………" 
  
 ジャガイモ「あ、勘違いしないでね」 
 ジャガイモ「別にこの仕事が嫌いな訳じゃないんだ」 
  
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