9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/17(土) 21:42:38.81 ID:v0M+FBHSO
宮永家
咲「辻垣内さん、どうぞ上がってください」
智葉「あぁ。お邪魔します」
咲「あまり広くないですが…ゆっくりしていってください」
智葉「あぁ、今日はご両親は?いないのか?」
咲「お父さんは出張でいないんです、今日は私だけですよ」
智葉「そうか。とりあえず、荷物を置かせてもらってもいいか?」
咲「どうぞ。今お茶を出しますから…掛けて待っててください」
智葉「すまないな。それではお言葉に甘えるとしよう」
5分後ー
咲「どうぞ」
智葉「ありがとう。…うまいな」
咲「そ、そうですか?ありがとうございます…」
智葉「礼を言うのはこちらの方だ。咲、これは今晩の食費にしてくれ」
咲「い、いいですよ! こんなに沢山貰えません…」
智葉「気にするな。テレビ局から支給された金だ。遠慮せず受け取ってくれ」
咲「は、はぁ…ありがとうございます。 辻垣内さん、あのー…
智葉「智葉でいい」
咲「あっ、はい…さ、智葉さん。好き嫌いはありますか?」
智葉「嫌いなものは特にないな。好きなものは…甘いものだな」
咲「甘いもの? あはは、意外ですね」
智葉「む…意外か? 私だって甘いものぐらい食べるぞ」
咲「いえ、智葉さんから甘いものという言葉が出たから…そうだ、食後にプリンでも用意しますね」
智葉「それではまるで私が催促したようじゃないか? 無理しなくていいぞ?」
咲「いえ、実はあまり冷蔵庫に食品がなかったので…買い物に行ってきますし」
智葉「そうか…すまないな」
咲「いえいえ。智葉さんはどうします?一緒に行きますか?」
智葉「そうだな…実は昨日からあまり寝てなくてな。少し横になっていてもいいか?」
咲「わかりました、東京から遠かったですもんね。鍵は外から閉めていきますから、ゆっくりしていてください」
智葉「ありがとう。咲も気をつけて行ってきてくれ」
咲「はい。じゃあ行ってきますね」
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