14:唯「さばげー!」[sage saga]
2014/05/18(日) 21:13:36.26 ID:9mIsTwRt0
和「私はここでムギを倒すわ」
唯「そんな! 危ないよ!」
和「大丈夫。ちゃんと秘策があるから。唯はミーティング聞いてなかったでしょうけど……」
唯「ごめんなさい……」
和「さあ、早く行きなさい」
唯「う、うん。和ちゃん、また後でね」
和「後でね」ニコッ
〜洞窟入口〜
紬「この中に入ったのね……」
[遂にムギ先輩が追いつきました。しかし、すぐには入らないようです。洞窟の前に立ったまま
動きを見せません]
紬「鬼が出るか蛇が出るか…… いずれにせよ、この武器じゃ入れないわね」ドサッ チャッ
[ムギ先輩がM2を捨てました! やはりあの長大な重火器では狭い洞窟の中だと不利になると
踏んだのでしょう! しかし、懐から取り出したパイファー・ツェリスカは世界最大最強の
ハンドガン! 火力に不足はありません!]
紬「お邪魔します……」スッ
[撃ち合いの最中ですが、やはり育ちの良さが出ますね。一言挨拶をしてから中に入ります。
そして、カメラの無い洞窟では中の様子を伺い知る事は出来ません。勝者が帰ってくるのを
待つのみです!]
〜洞窟内部〜
紬「暗い…… 罠は無いようだけど……」コツコツコツ
紬「ん? あそこに座り込んでるのは…… 和ちゃん?」ササッ
和「来たわね、ムギ。隠れなくてもいいのよ。ほら」ポイ ガチャッ
紬「どういうつもり? 銃を捨てちゃうなんて。それで私が安心すると思ったの?」
和「安心するとは思ってないわ。でも、銃を構えているあなたと両手に何も持っていない私、
どっちが不利かは一目瞭然でしょ?」
紬「……」スッ
和「ようやく出てきてくれたわね」クスクス
紬「ゆっくりとセカンドウェポンを出して」ジャキッ
和「わかったわ。そんなに警戒しないで。今、上着のジッパーを開けるから……」
紬「……諦めちゃったの? 和ちゃんらしくないね」
和「あら、私は諦めた訳じゃないわよ。私の役割は二つ。一つは憂がいぶり出したターゲットを
近距離で仕留めること……」ジジジジジジ
紬「もう一つは……?」
和「もう一つは最低でも一人を確実に抹殺すること。この胸のセカンドウェポンでね」ジジジジ バッ
【和第二武器:クレイモア地雷】
紬「!?」
和「さあ、一緒に逝きましょう」ニヤリ
紬(撃つ!? いや逃げ――)
和「遅い!」カチッ キュイイイン
チュドォオオオオオオオオン
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