過去ログ - 唯「さばげー!」
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18:唯「さばげー!」[sage saga]
2014/05/18(日) 21:30:31.03 ID:9mIsTwRt0
 
澪「おう!」プッシャアアアアアアアア

憂「……!」ダッダッダッダッダッダッ ババババババッ

[憂、今度は走る! 一ヶ所にとどまらず、全速力で走りながらの射撃! 火炎放射器ですら
 憂を捉えきれません!]

律「う、嘘だろ……?」ガシャッ ジャキッ

澪「律、角度を崩すな! 90度を保ちながら二方向からの斉射を続けろ! 絶対に止められる!
  憂ちゃんだって人間なんだ!」ババババババッ

律「この人間離れした動き見て、よくそんなこと言えんな! ちくしょう!」ドンッドンッドンッドンッ

[あ、いや! しかし、憂の反撃が減ってまいりました! 回避に専念しだしております!
 二人の攻撃が確実に憂を追い詰めつつあります。]

憂「くっ……!」ギラッ ババババババッ

律「やばっ! なんか私ばっか狙ってね!?」ザザッ ドンッドンッドンッ ザザッ

[おおっ!? ここに来て憂の戦法が変わりました! 二人の攻撃を回避しつつも、連射数と
 装弾数の劣る律先輩一人に的を絞っております! 律先輩が徐々に退避に回ろうとして
 おります!]

澪「律! 陣形を崩すなって!」ババババババッ

律「無茶言うな! 防ぎ切れないんだよ!」ザザッ ドンッドンッ ザザッ

憂「……」ババババババッ ババババババッ

律「ダメだっ! 一旦退避する! 憂ちゃんを撒いたら無線で連絡するから!
  うわあ!」ザザッ ザザッ ドンッドンッ ザザッ

澪「律ぅううう!!」

[退避に全精力を注ぐ律先輩! 執拗に追う憂! 二人がどんどん澪先輩から遠ざかって
 いきます!]



澪「くそっ! 装填してすぐ動けるようにしとかないと!」ガシャッ チャッ

[澪先輩、パルスライフルと火炎放射器に装填し、合流の準備を整えております。別のカメラは
 律先輩と憂が巻き起こしている戦いの渦を追っていますが、何しろ凄まじいスピードです!]

澪「火炎放射器はもうそろそろ危ないな。直付のカートリッジタンクじゃ容量なんて知れた
  ものか……」ガシャッ ジャキッ

[ん……? あれ……? 二人の様子が……]

律『澪、澪……!』

澪「律! 無事か!?」

律『あ、ああ…… 無事は無事なんだけど…… 急に攻撃が止んでな。もしかしたら憂ちゃん、
  そっちに向かったかもしれない』

澪「わ、わかった……」ゴクリ

律『そんなに離れてないはずだから、周りに気をつけながらそっちに向かうよ』

澪「ああ、なるべく早く頼む……」ドキドキ

ガサガサッ

憂「お姉ちゃん…… 今、助けるからね……」

澪「ひいっ……!」ビクッ

[のおっ! 私までビックリしたじゃないですか! ど、どこからか憂の声が聞こえました!]

憂「お姉ちゃん、待ってて…… 今、助けるから……」ガサガサ

澪「う、う、憂ちゃんだ……! こっちは、唯が落ちた落とし穴の方か……?」コソコソ

[あっと、憂がいました……! 唯先輩が気絶している落とし穴を覗き込んでいるところです!
 カモフラージュでしょうか、上着に枝や葉っぱをたくさん付けて、頭からスッポリと被って
 おります……!]


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