19:唯「さばげー!」[sage saga]
2014/05/18(日) 21:33:26.63 ID:9mIsTwRt0
澪「よ、よし」カチャッ
[澪先輩、静かにゆっくりとパルスライフルを構えます……! 憂が気づく様子は無い……!]
憂「お姉ちゃん…… 今、助けるよ……」
澪「喰らえっ!」ババババババッ
バシュバシュバシュバシュ
[当たったぁー! 被弾! 憂、遂に被弾! 今、この瞬間、TEAM澪の勝利が確定
しましたぁー!!]
澪「よし! 律! やったぞ! 憂ちゃんを倒した!」スタスタスタ
律『ホントか!? やったな!』
澪「憂ちゃん、残念だったな。お姉ちゃん想いなのはいいけど――」スタスタ
憂『オ姉チャン…… 今、助ケルヨ……』
澪「う、憂ちゃん……?」バサッ
[んなぁ!? こっ、これは!?]
澪「憂ちゃんじゃない……! あ、梓!? それに…… こ、これは、唯の無線機……」チャッ
[何ということでしょう! 何ということでしょう!! 上着の中から出てきたのは憂では
ありません! 梓でした! 気絶している梓と唯先輩の無線機を使い、己に見せかけた
罠を張っていたぁー!!]
律『澪、どうしたんだ? ゲームは終わったんだろ? 澪!?』
澪「じゃ、じゃあ、憂ちゃんは…… どこに……?」ガクガク ブルブル
[あ、ああ…… う、うっ、後ろ……]
憂「狩りの時間です……」
ヒュバッ
澪「きゃああああああああああ!!」ズシャアッ ズザッ ザザッ ズルズルズルズルズルッ
【秋山澪:リタイア】
律「澪っ! 応答しろ! 澪ぉ!! くそっ! どうなってんだ! ちくしょう!」
[み、澪先輩が…… これで両チーム共に残り一名ずつ……! 律先輩と憂の一騎討ちと
なります!]
律「ったく…… やるしかないか……!」ザザッ
[おや……? 律先輩が後退します。どうやら自陣方向へ引き上げるようです。そして、
一方の憂は…… 本部がカメラ映像をチェックしておりますが見当たりません。完全に
姿を消してしまいました]
〜TEAM澪スタート地点近く〜
律「こんなのがどこまで通用するかわからないけど……――」ザシュッ ザシュッ
律「手持ちのスペックで戦るしかないのが人だもんな……――」グイッグイッ ギュッ
律「サバゲーなんかでここまでやるとは思わなかったよ、まったく。なんで私がこんな目に……――」カチャカチャ
律「泥を身体に塗ってカモフラージュした方がいいかな…… そりゃやり過ぎかw――」ギュッギュッ ドスッ
[律先輩、懸命に罠を作成しております。基本の落とし穴は勿論ですが、あの草を結んでいるのは
足を引っ掛けさせるためのものでしょうか。そして…… ああ、これは考えましたね。蔓と
木の枝を使った鳴子です。当たれば音を出して相手の居場所を知らせてくれます。あの簡易的な
カカシは意味がよくわかりませんが……]
律「ああ、もう! もっと人数いるうちに作っときゃよかった!」イソイソ
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