過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 11:35:36.83 ID:TfBUYSWGO


清潔な、掃除の行き届いた畳部屋に


二組布団が敷かれて、その上に大小二名の患者がそれぞれに寝かされていた。


エルフ「…まあなんとも、腹が減ったな」


男「そうだな…」


両人まともに身動き一つ出来ないようで

寝転がったままそんなような会話をずっと繰り返していた。


そこへ、襖が開かれると

先程の娘が粥をよそった丼を二膳もって現れた。


片方は卵粥で、焼いた干し肉を湯で戻すように何切れか浸されていた。


エルフ「…待ちわびたぞ、娘っ子」


村娘「すみません、遅くなりました」

男「この、そんな風に言う奴があるか、こいつめ」



美味そうな匂いたつ粥を差し出されて、二人とも前のめりになるようにがっつくと


「「ごほっ!?ごほ!」」


そろってあえなくむせたのだった。



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