過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/26(月) 03:41:14.44 ID:4+TSGRC/0

して、大正時代とは。

教育普及、青春謳歌、そして発展過度期。

快く肯定的に思う人もいれば、それでもやはり苦しむ人がいたこともまた事実。


楽しげにみえて、実は様々な思惑が浮かんでぶつかり、張り詰めていて破裂寸前。

例えるなら、まるで色とりどりの風船のような世の中だった。




まあそんなことなど露知らず、二人はこの夜も離れた場所で
僅かながら、お互いを感じながら眠っていた。


出航して四日目の夜。船は公海上で、同伴していた仲間の船とともに停泊していた。


星空以外、照らすものもない暗闇の海の上で

どういうわけかその二隻の船以外で、近づいてくる異様な気配がするのだった。


エルフ「……ん…なんだ?」

その気配にいち早く気づいたのは、
どういうわけか陸にいるエルフの少女であった。

自身の髪を通して、海上の様子を感じ取ったとでもいうのだろうか。


少女は起き上がって、ことの不穏さを確信した。

エルフ「なんだ…何が起ころうとして」


少女は縁側に出て、すぐさま空を見た。

やはり星も不安定な光の並びをしているのだった。


エルフ「っ…おい!」



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