過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/26(月) 03:56:53.63 ID:QQ9U9yNt0

「おいっ!」

船室で男が、波に揺られながら寝ていたら、

不意に頭の横で呼びかける声がしたので、途端に起き上がってしまった。


男「あ?今夜は何だ?…また昨日みたいな夢でも」

「夢ではない、どうやら現実のようだ…」


男「………は?」

その声は、不思議なことに男のまどろみが晴れてもなお聞こえた。
どうやら寝ぼけてのことではないらしいのだった。

「…あー、私だ、聞こえるか?」


男「おまえ、今度はなんだ?どんなエルフの秘術を使ったのだ」

不可思議に聞こえる声の主は、どうやら遠く陸にいる少女のもののようだった。

理由はとんと検討もつかないが。


エルフ「さあなあ、私にも分からん…ただ今は」

その瞬間、船の上の方から見張り役の叫び声がした。
それとほぼ同時に、船体が何かにぶつかったように大きく揺れた。


船員「な、なんだ?」

船員「地震か?!」

他の船員たちも、何事かと飛び起きた。


エルフ「と、とにかく緊急事態のようだな、お前さん!」

男「ええっ?!」



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