1: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2014/05/20(火) 22:15:53.85 ID:23UyjzVno
 
 【艦これ】日向「ああ、新しく入る五航戦姉妹か。よろしく頼む」 
 【艦これ】日向「もうこれ翔鶴に言わせろよ」 
 【艦これ】日向「あー、暇だな」 
 【艦これ】日向「ふーん、三隈か。よろしく頼む」 
  
 の上からの順番で続き物になっています。 
  
 作者言は何度も覆されていますが、今回は本当に途中で更新がストップしてしまう時期があります。ご容赦下さい。 
  
 書き溜めもあまりないのでボチボチ貼りながら行きます。 
  
 今までのように小休止まで行きつかなくても更新が滞る場合もあります。 
  
 ここまで読んで頂いて本当に感謝。 
  
 内容についての注意書き等はしません。諸賢の判断にお任せします。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/20(火) 22:19:54.27 ID:WX+Yjseo0
 期待 
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/20(火) 22:20:09.12 ID:rD7LopU20
 建て乙 
 さよなら……ってなんだよ…… 
4: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:23:20.76 ID:23UyjzVno
  
 ガダルカナル基地の本格稼働により南方戦線は先大戦と同じ様相を呈してきた。 
  
 南方での敵側の大反攻、かつてない圧倒的物量により基地は包囲され、島は再び餓島となる。 
  
5: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:24:23.99 ID:23UyjzVno
 提督「……」 
  
 提督「横須賀鎮守府第四管区担当、もしくは分遣艦隊は今日をもって解散する」 
  
 提督「今日まで本当にご苦労だった」 
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/20(火) 22:25:19.95 ID:rD7LopU20
 いきなり瀕死かよ 
7: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:26:15.90 ID:23UyjzVno
 日向「君、最後などと辛気臭い事を言うなよ」 
  
 瑞鶴「そうですよ。戦いが終わればまた帰って来られます」 
  
 翔鶴「二人の言う通りです」 
8: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:29:49.28 ID:23UyjzVno
 日向「乾杯でもしよう」 
  
 瑞鶴「おっ、良いですねぇ」 
  
 翔鶴「ですが一体何に乾杯するのでしょう」 
9: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:32:22.64 ID:23UyjzVno
 赤帽妖精「待って下さーい」 
  
 搭乗員妖精「自分達も是非混ぜて下さい!」 
  
 「「「「「「「瑞鶴飛行隊推参!」」」」」」」 
10: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:34:51.21 ID:23UyjzVno
 時雨「さっき山内さんから連絡があったよ」 
  
 提督「なに、聞いてないぞ」 
  
 時雨「今日は何も心配するな、ってさ。飲み会は僕の立案だよ」 
11: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:35:53.60 ID:23UyjzVno
 提督「……」 
  
 日向「おい君、今日は酔いつぶれるなよ」 
  
 提督「何故だ?」 
12: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:37:36.45 ID:23UyjzVno
 瑞鶴「日向さーん? 抜け駆けは無しって言いましたよねぇ?」 
  
 日向「言ったっけな?」 
  
 翔鶴「酒宴の〆鍋にでもなりたいのですか?」 
13: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:39:10.61 ID:23UyjzVno
 日向「まったく」 
  
 翔鶴「まったく……」 
  
 瑞鶴「二人とも、少しは私の搭乗員妖精を見習わせたら?」 
14: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:39:52.04 ID:23UyjzVno
 「あぁ!? キャリアーは引っ込んでろ! これは俺らの問題だ!」 
  
 「そうだそうだ!」 
  
 瑞鶴「キャ……何ですってぇ!?」 
15: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:41:31.86 ID:23UyjzVno
 時雨「提督、これプレゼント」 
  
 両手で抱えて尚重量感のある直方体の何か……を時雨は渡してきた。 
 包みのせいで中は見えない。 
  
16: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:42:22.47 ID:23UyjzVno
 時雨「秘密だよ。今開けてみて」 
  
 提督「ほぅ……何だろうな」 
  
 丁寧に包みを解いていき、中身が確認出来た時、 
17: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:43:14.35 ID:23UyjzVno
 提督「ふざけるな! こんなもん要らんわ!」 
  
 長月「やかましいなぁ、司令官、何を喚いている」 
  
 時雨「提督が僕の作った誕生日プレゼントを受け取ってくれないんだ」 
18: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:44:22.69 ID:23UyjzVno
 長月「まどろっこしいな。私に貸してみろ」 
  
 時雨「あっ」 
  
 時雨の手からプレゼントを奪い取り、中身を確認する事にした。 
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/20(火) 22:44:25.07 ID:djmGysy5O
 三隈育成をひたすら所望していたヤツです 
 前スレ処理されそうだしこっちに書くけどありがとう! 
20: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:46:26.42 ID:23UyjzVno
 中から出て来たのは大理石の彫刻だった。 
 丁寧に加工され研磨され、会場の明りで黒光りすらするそれは、長月の見たことのない形をしていた。 
  
 時雨「提督を模して作った彫刻さ。大理石は高かったし、彫るのも時間が掛かったんだからね」 
  
21: ◆mZYQsYPte.[sage]
2014/05/20(火) 22:48:07.30 ID:23UyjzVno
 静寂 
  
 人と妖精と艦娘が入り交じり、お祭りのように騒がしかった会場が、 
  
 一瞬にして冷や水を浴びせかけられたかのように静まり返る。 
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