過去ログ - 上条「燃え上がれ」クー子「クー子ちゃん」上条「ドヤ顔はやめとけ」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/21(水) 16:53:45.16 ID:jwJdeJNEO
クー子「困った…」

まさに途方に暮れていた。
暮れる夕日も既に無いのは見ずとも分かる。

A「ねぇねぇ君可愛いねー」

B「何でこんなところにいんの?家出?」

C「なら俺達と一緒に遊ぼうぜ!」

クー子「…」

クー子の前に現れた3人の男達。
見た目チンピラ、言葉チンピラ、中身チンピラ。つまり俗に言うチンピラと呼ばれる部類の若者達。

クー子「…」

クー子(こういう時……どうすればいいのか分からない)

A「おいおい無視かよ酷いなー」

B「いいじゃんちょっと遊ぶくらいだし」

クー子「汚い手で……触らないで」

痺れた身体に鞭打って、辛うじて出せるくらいの火力をチンピラの手に吹き付ける。

B「熱ッ!!?」

C「発火能力者か!?…でもそんな程度の火力しか出せねぇって事はそこまでのレベルじゃねぇな」

A「ふざけんなし!ヤっちまえ!!」

クー子(しまった…こんな、どうしよう…)

絶対絶命、そんな時。
必ずと言っても過言ではないくらい都合良くやってくる(通りがかる)ヒーロー的存在が、この街には居る。

「お前ら、女の子1人を相手に何やってんだよ」

幻想殺しと呼ばれる、最強で最凶…そして最弱の『異能』を右手に持った少年。

上条「まったく…情けなくねぇのか?」

─────その名も上条当麻。
学園都市七不思議の一つに数えられる『異能』を司る、世にも不運たる高校生その人だった。


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