過去ログ - 側近「魔王を倒してください、勇者様」王様「よしわかった」
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51: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/05/24(土) 17:57:42.04 ID:bbaiUUuA0
側近「王様、感心している場合ではありません」

王様「あ、ああ、すまない」

側近「私たちは急いでいるのです。魔王のところへ早く連れて行ってください」
以下略



52: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/05/24(土) 18:10:54.33 ID:bbaiUUuA0
――魔王城の大広間――

魔女「魔王様ー! 勇者の一団を連れてきましたよ〜」

王様「どうもこんにちは。勇者です」
以下略



53: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/05/24(土) 18:28:20.78 ID:bbaiUUuA0
魔王「ところで勇者、お前は人間界の国の王ではないか?」

王様「ああ、いろいろ事情がありまして。ただ、れっきとした勇者の子孫です」

魔王「そうか、そうであったか。それは好都合。では、側近と銃士の他にいる数十人の人間は誰なのか? 随分と大人数のパーティーに見えるが」
以下略



54: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/05/24(土) 18:29:31.46 ID:bbaiUUuA0
王様「それで魔王さん、私たちになんの用ですか?」

魔王「うむ。魔族軍が人間に勝つことはもはやできぬ。これ以上の戦力の消耗は壊滅を意味する」

王様「ってことは、講和を願い出ると」
以下略



55: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/05/24(土) 18:31:46.05 ID:bbaiUUuA0
魔王「勇者よ、この魔王が勇者に倒されなければ戦争は終わらない。なぜなら、私が存在する限り魔界と人間界を切り離すことができぬからだ」

王様「つまり?」

魔王「魔界と人間界を繋げるのは、我の強き魔力が存在してこそ。我が死ねば1ヶ月で魔界と人間界の繋がりが途切れる」
以下略



56: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/05/24(土) 18:32:47.39 ID:bbaiUUuA0
魔王「先代の勇者は強かった。これまでにない程に。ゆえに我は、500年以上遅れて蘇ることとなった」

魔女「なに魔王様嘘ついてるんですか!」

魔王「嘘ではない」
以下略



57: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/05/24(土) 18:34:03.76 ID:bbaiUUuA0
魔王「こうして話していても仕方がない。勇者よ、我が貴様を倒せば魔界軍の士気は上がる。我が魔族のために、我は貴様を倒す!」

王様「そういうことか。よし! 受けて立つ!」

隊長(つっても相手は魔王だ。レベル1の王様じゃ歯が立たねえ)
以下略



58: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/05/24(土) 18:35:53.33 ID:bbaiUUuA0
魔王「ほう、良い仲間を持ったな勇者」

側近「どうするんです? 私と王様は戦闘員じゃありませんし、特に守らなきゃいけない分ここでの王様はゴミよりも邪魔な存在ですよ?」

王様「ゴミ以下とか言うな」
以下略



59: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/05/24(土) 18:37:37.01 ID:bbaiUUuA0
隊長「アルファチーム! 構えろ!」

魔王「まあよい。勇者よ、貴様の部下をいたぶってやろう」

隊長「魔王の腕と胴体を集中的に狙え!」
以下略



60: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/05/24(土) 18:38:41.54 ID:bbaiUUuA0
魔王「火炎まh」

隊長「撃て!」


以下略



61: ◆.nCr.Wy1XQ[saga]
2014/05/24(土) 18:39:41.48 ID:bbaiUUuA0
王様「あれ? 意外と魔王が弱い」

側近「ですね」

隊長「断続的に撃ち続けろ!」
以下略



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