過去ログ - 娼婦「男さん、愛しています」
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11:名無しさん
2014/05/25(日) 14:32:32.28 ID:RfQkQDIb0
ー戦場ー

ドガーン...パラララ...

友人「ぐぁああああっ!!!」

男「友人!くそっ、友人が腕をやられた!誰か衛生兵を呼んでくれ!」

同期「そんな余裕ねえよ、今こん中飛び出してったら、あっという間にミンチだ!」

男「…っ!仕方ない、応急処置だけでも…」

友人「いいよ、男。どうせ無駄だ」ゼーハー・・・

男「友人?無駄なんてことはない、今手当てすれば…」

友人「両腕がお釈迦になったんだ、これ以上戦えねえ。貴重な薬を無駄遣いするくらいなら、しないほうがいい」ググッ

男「、友人……」

友人「…なあ、誰か爆弾持ってるか?あったら、一個くれ」

同期「お前、もしかして……」

友人「最後くらい、一花咲かせてーんだよ、協力してくれや」ニカッ

男「……故郷の妹はいいのか?最後の家族だろう?」

友人「…いいんだよ、もう。それに、こんな腕じゃ抱きしめることも出来ねえ」

同期「…分かった。 ……寂しく、なるな」ポイッ

友人「さんきゅ。じゃあ、逝ってくるか。あ、それと男」

男「……?」

友人「俺の妹は、お前に惚れてる。俺の代わりに幸せにしてやってくれ」

男「友人……!!お前、」ハッ

友人「じゃーな、お先に向こうで待ってるぜ」ダッ


ドーン...



男「(友人の妹は、その知らせを聞いたとき、兄似の笑顔をくしゃくしゃに歪めて泣き喚いた)」

男「(叩きつけるような、人殺し、という一言が忘れられない)」



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