過去ログ - [安価]グランベリア「いざ、もんむす・くえすと!」クラリス「3だよ♪」[コンマ有]
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大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9
[saga]
2014/06/23(月) 01:06:30.45 ID:AsPfYibk0
スフィンクス「……さて、揉め事も収まったようだな」
「ついでに、これも持って行くがいい」
僕達の目の前に置かれたのは―――とても美しい宝玉だった。
透き通るようなイエローの光が、周囲にまばゆく照りつける。
ルカ「この宝玉、どこかで見覚えが……」
……そうだ。
以前に魔物の盗賊団を退治した時、彼女達から預かったレッドオーブ。
色こそ違えど、あの使途の分からないアイテムにそっくりなのだ。
スフィンクス「それは、イエローオーブと呼ばれる魔導具」
「このピラミッドに死蔵すべきものではないが、財宝狙いの盗賊どもにくれてやるのも面白くない」
「いっそ、汝達が持って行くがよい」
サラ「あたしは、魔導具には別に興味ないから」
「もらっちゃいなさいよ、ルカ」
ルカ「え……? いいのかなぁ?」
「じゃあ、せっかくだし……」
何に使うのかは分からないが、くれるのならもらっておこう。
「イエローオーブ」を手に入れた!
なんだか知らないけど、オーブが二つになってしまった。
しかし、使い道は全く分からない。
ルカ「なぁ、スフィンクス」
「このオーブって、いったい何なんだ?」
スフィンクス「それは、聖なる翼を蘇らせるためのものよ」
「……まあどうせ、六つ揃いなどはせぬ」
「売るなり飾るなり、好きにするがいい」
ルカ「ああ、うん……」
結局のところ、よく分からない。
僕は謎の宝玉を、道具袋に納めたのだった。
スフィンクス「……あの方と死に別れてから、妾はずっと後悔してきたと言ったな」
「しかし今、悠久の孤独も無駄ではなかったと考えている」
「あの方の目に燃えていた炎を、千年を超えてなお、汝の目に見る事ができたのだからな……サラよ」
サラ「えっ、私……!?」
サバサ王家の祖が英雄サバサとスフィンクスであるという事は、サラは子孫にあたるはず。
千年の時を生きた妖魔にとって、サラには色々と感慨があるのだろう。
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